2022年1月21日 リフォーム会社の仕事 リフォーム会社の仕事 ・リフォーム営業・設計士・コーディネーター・現場監督(施工管理)・職人(施工)・商社 リフォーム現場を仕上げる際、設計士が計画を立て、コーディネーターがデザインし、現場監督が職人を取りまとめ施工管理し、各職人が実際に施工を行う、というのが大まかな全体の流れになります。 リフォーム現場に関わる職人 ・解体屋・塗装屋・足場屋・産廃屋・外構屋・大工・電気屋・設備屋・内装屋・クリーニング屋 リフォームの現場には幅広い職人が関わります。現場監督が各職人の作業工程を組み立て、施工の進行管理を行います。 リフォーム会社といっても種類は様々で、営業のみを行い、施工管理は他に依頼している設計・デザインのみ行っている自社で施工管理は行っているが職人はいないなど全ての職人を自社で抱えている会社はほとんどありません。 リフォーム会社の種類 様々なタイプの会社があり、得意分野が異なります。例えば次のような分け方ができます。 ひとり親方系一人ないし少人数のリフォーム会社です。ホームページなどがない場合もあります。特徴としては、何でもこなし、ちょっとした工事は職人に依頼せず、自分たちで作業します。その為工事費用は安い傾向がありますが、作業の質は当たりはずれがある可能性も高いです。デザインや顧客に合ったプランを作成することが不得意な会社あり、他のリフォーム会社から仕事を請け負うこともあります。 地場工務店注文住宅・リフォームなどの幅広く扱い、プランの作成~施工管理を行っている会社が多いです。社内に職人がいることも多いです。設計やデザインが不得意な会社もあります。 ホームセンター・家電量販店キッチンや浴室など、住宅設備の交換はできますが、総合的なリフォームは不得意な場合が多いです。施工は自社で行わず、地場工務店などに仕事を発注するため、工事金額はやや高めです。 設計会社系、ハウスメーカー系大規模なリフォームが得意。自社に設計士やインテリアコーディネーターがいるため、クオリティは高いが、費用も高額になりがちです。こだわったデザインも多く、大衆受けするデザインにならない場合もあります。 専門系外壁・屋根専門や、水回り専門など、専門分野を得意とします。専門性は高いが、総合リフォームは得意としていないため、各専門分野にあった場合は、発注することをおすすめします。 リフォーム会社の探し方 ハウスメーカー系・設計会社系のリフォーム会社は、インターネットで検索して、ホームページを閲覧して探すことができます。地場工務店の場合は、ホームページが存在しない場合もあり、インターネットで探すことが難しい場合が多いです。その場合はGoogle MAP上で「リフォーム」「建築」などの言葉で検索すると、地図上に表示されることもあります。そこから電話をかけてお問い合わせすることをおすすめします。その他、TOTOやLIXILなどの住宅設備メーカーのショールームは日本各地にありますので、ショールームにリフォーム会社を紹介してもらうことも1つの手段です。 リフォーム会社の選び方 リフォームの目的で会社の選び方が変わってきます。 自身で住むためのリフォーム場合大がかりなリフォームを行い、住宅設備の機能性を向上させるために、ハウスメーカー系や設計会社系に相談することをおすすめします。金額が高くなりがちですが、デザイン性や高品質なサービスを提供してもらえると思います。 売却のためリフォームの場合リフォームをしてから売却することで、物件の価値が上がり、高値で売れやすくなります。次に住む人をイメージして、そのターゲットに合った最適なリフォームを行っていく必要があります。ひとり親方系・地場工務店などにリフォームを依頼することをおすすめします。 当ホームページでは自宅を売却する時に、どのようにすれば素早く、高値で売却することができるか、を解説しています。 売却する際のリフォーム会社の選び方 まずは問い合わせをして、地場の工務店などを中心に複数社、リフォーム見積もりを依頼しましょう。その際に売却するためにリフォームする旨を伝え、費用は押さえたいという要望をします。ただ見積金額は単純に安いところが良いわけではありません。会社により、仕上がり品質に大きく差がでますので、安くても仕上がりが悪く、手直しを別会社に依頼して、費用がかさむ場合もあります。 リフォーム会社を選ぶポイント まずは打合せのしやすさや話しやすさなどを見ます。なぜここが重要かといいますと、偉そうな態度を取ったり、融通が利かない会社も存在するからです。完成時に品質に問題があり、追加料金の請求をされたり、工事開始のタイミングでもデザイン変更ができない場合も存在します。このような会社に依頼すると、後に後悔する可能性が高いので、しっかりと見極めたうえで、顧客目線で相談がしやすい会社を選びましょう。次にどのような仕事を多くしているかを、雑談の中で聞くことをおすすめします。一般のお客様からの総合リフォームが多いのか、不動産屋さんや他のリフォームの会社などの会社から仕事を受けているのかなどを聞いてみましょう他の会社からも仕事を受けていたら、コストは比較的安く、また信頼性も高いです。最後に見積もりの金額です。建物面積とその地域の相場を知った上で、予算に合った高すぎない会社を選ぶことをおすすめします。例えば内外装リフォームで、神奈川県・戸建て・30坪程度の条件の場合、600万円前後が平均的な金額であります。この金額を大きく上回っている場合は、なぜ高くなっているか理由を聞いてみましょう。ですが安ければ良いといった訳ではありません。リフォーム会社も仕事の質を求めるならば、職人を選ぶ必要があります。経験値の低い職人に下請けしていて、安すぎる場合もあります。1社突出して安すぎる場合は注意が必要です。以上のポイントを踏まえて、リフォーム会社を選んでみてください。※上記の条件で600万前後は、あくまで概算なので個別の特別な修繕箇所がある場合は、金額は高くなります。